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  • 2021.05.31

    『Mashroom2021~Hello new wind~ 』東京LIQUIDROOM公演 ダイジェストムービー公開!

    3月14日(日)に開催した『Mashroom2021~Hello new wind~ 』のダイジェストムービーを公開しました。

    Panorama Panama Town / Sad Good Night

    ユレニワ / Cherie

    YAJICO GIRL / Better

    Saucy Dog / バンドワゴンに乗って

    LAMP IN TERREN / 地球儀

     

  • 2021.03.18

    『Mashroom2021~Hello new wind~ 』東京LIQUIDROOM公演 ライブレポート公開!

    Mashroom 2021 ~Hello new wind~ 東京公演レポート

    MASH A&R所属のアーティストが一堂に会して繰り広げるライブイベント「MASHROOM」。今年は初の東阪2公演開催となったが、1月5日に予定していた東京公演は新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府からの自粛の呼びかけに応じ中止、1月23日の大阪・BIGCAT公演はガイドラインに沿って無事に実施。そこから約2ヵ月を経て3月14日、東京・LIQUIDROOMにて1月のリベンジ公演が開催された。当日は生配信も同時に行われ、会場のみならずオンラインでも多くの方が参加。なお、配信は3月21日23:59までアーカイブ視聴が可能になっている。

    アーカイブ配信はこちらから!

     

    今年は2015年の初開催以来、イベントをけん引してきたTHE ORAL CIGARETTESとフレデリックは参加せず、LAMP IN TERREN、Panorama Panama Town、Saucy Dog、YAJICO GIRL、ユレニワ、そしてオープニングアクトを務めるEzoshika Gourmet Clubの計6組が出演。一度中止になってしまった公演のリベンジ、そして思うようにライブ活動ができなくなって1年というこの現状の中、各バンドいつにも増してパフォーマンスに想いと熱がこもっているように見えた。以下、レポートする。

     

     

    ■Ezoshika Gourmet Club

    オープニングアクトとして登場したのは、MASH A&Rが主催するオーディション「MASH HUNT」の第1回目となる「MASH HUNT LIVE Vol.1」にてBEST ARTISTを獲得したEzoshika Gourmet Club。手を挙げ、「MASHROOM 2021よろしくお願いします!」という池澤英(Vo&Gt&Key)の挨拶から、1曲目に披露されたのは“東京”。疾走感のある爽やかなサウンドが会場に充満する中、一気に駆るシンセの音や、額田一佑(Gt)のアグレッシヴなギターパフォーマンスなど、心を高揚させる仕掛けが随所に盛り込まれる。続く“弾ける炭酸”から“猫と占いと家具屋”まで、遊び心を交えながら自分達のペースで伸び伸びと歌い鳴らす姿は、オ-プニングアクトのプレッシャーも跳ね飛ばす堂々たるものだった。

     

    「今日はいい1日にしましょう」という池澤の言葉で最後に届けられた新曲は、ひと足早い夏を感じさせるワードが散りばめられたミドルナンバー。曲を重ねるごとに会場の空気が確かな温度を帯びていくのが伝わるライヴパフォーマンスで、イベントの幕開けをバラエティ豊かな楽曲群で鮮やかに彩った。

    (C)山川哲矢

    <セットリスト>

    1.東京

    2.弾ける炭酸

    3.青山通り

    4.猫と占いと家具屋

    5.新曲

     

    ■Panorama Panama Town

    赤の照明を浴びて颯爽と登場したのはトップバッターを務めるPanorama Panama Town。2016年に開催された「MASHROOM」にてオーニングアクトを務めた際、初めてLIQUIDROOMのステージを踏んだという彼らだが、そんな当時を振り返るように2016年リリースの“SHINKAICHI”、そして“いい趣味してるね”と立て続けに披露。ライヴではお決まりの自己紹介ラップを挟んだ後、「今日は原点に戻りまして、俺らが最初に作った曲!」という岩渕想太(Vo&Gt)の掛け声で“ロールプレイング”を投下する。バンド結成当時の初期衝動を彷彿とさせるような熱いパフォーマンスはオーディエンスの心を掴んで離さない。

     

    「リキッドルームにはいろんな思い入れがあって。俺らが初めてMASHROOMのオープニングアクトで出たライブハウスでもあるし、前のドラムが抜ける前に最後に立ったのもここだったし、去年喉の手術をしたんですけどその前に立ったのもここで………この会場に積み残してきたものがいっぱいあるような気がしてて。今、なかなか大変な状況ですけど、来てくれたみんなも本当にありがとうございます。ケリを着けて帰りたいと思いますんで、最後までどうぞよろしくお願いします!」

     

    “MOMO”の切り裂くようなイントロが会場の空気を再加熱し、岩渕のリズミカルな歌唱と高速ギターリフの合わせ技が炸裂。その熱が冷めやらぬまま、「悲しい夜を超えてまた逢いましょう」という言葉と共に最後に奏でられたのは“Sad good Night”。ブルーの照明に照らされ、ひと言ひと言噛み締めるように歌う岩渕の姿が印象的だった。4月7日にリリース予定のEP『Rolling』からも3曲披露するなど、新旧織り交ぜたセットリストには、地に足をつけ進み続ける逞しい3人の姿が映し出されているようだった。

     

      

    (C)小杉歩

    <セットリスト>

    1.SHINKAICHI

    2.いい趣味してるね

    3.Rodeo

    4.パノラマパナマタウンのテーマ

    5.ロールプレイング

    6.SO YOUNG

    7.MOMO

    8.Sad Good Night

     

    ■ユレニワ

    昨年12月から4ヵ月連続で配信でのリリースを重ね、毎月様々な表情を見せるユレニワ。MASH所属バンドの中では一番の若手でありながら、気合十分の様子で息巻くように登場した4人。そんな彼らが1曲目に選んだのは“焦熱”。じっくりと浸透していくかのようなシロナカムラ(Vo&Gt)の歌声に繊細な音像が重なり、少しずつスケールを押し広げていくミドルテンポのこの曲で観客を自分達の世界へと惹き込む。そこから一転、突如激しいドラミングが会場の空気を搔き乱し、「ユレニワです、最後まで楽しんでいきましょう!」という掛け声から“Cherie”へ突入。エモーションを加速させる種谷佳輝(Gt&Cho)のギターソロ、そして「ライブハウスは最高だな!!!」というシロの叫びが会場のボルテージを一気に上げる。続く“だらしないね”では歪んだバンドサウンドが会場を包囲。内に溜め込んだ熱を惜しみなく放出するかのように荒々しく歌い叫び、オーディエンスを圧倒した。

     

    「こんにちは。ユレニワって言います。こう言うのも何ですけど、僕らのこと、皆さんどう思ってます? うるさい? 汚い? 新人変なヤツいるわみたいな?(笑)」とはにかみながら「頑張っていきます。お手柔らかにお願いします」と言い放ち、披露されたのは“Bianca”。ギターの音が水面に揺蕩うように残響を残す中、先ほどまで見せた表情と一転、自らが搔き乱した会場の空気を優しく包み込むように歌う姿が印象的だった。“fusée 101”を経て最後に披露された“まぼろしの夜に”では「素敵な音楽と、君に降り注ぐ新しい風を抱いて、皆がどうか健康でいられるように」という言葉を添え、音が途切れるその時まで全身全霊を注ぐように歌い鳴らした。

    (C)山川哲矢

    <セットリスト>

    1.焦熱

    2.Cherie

    3.だらしないね

    4.Bianca

    5.fusée 101

    6.まぼろしの夜に

     

    ■YAJICO GIRL

     

    2月17日にフルアルバム『アウトドア』を配信リリースしたYAJICO GIRL。2019年にリリースした『インドア』と対のイメージを彷彿とさせる『アウトドア』は、言葉は外向きに、音は開放的で温かい10曲で構成されていた。この日のセットリストは内省的な『インドア』と対となる『アウトドア』を繋ぐ、YAJICO GIRLの軌跡と、アップデートされるバンドの今を体現するようなものだった。

     

    SEが鳴り、5人がステージに揃うとブルーのライトの中キーボード前面に「Indoor Newtown Collective」の文字が浮かび上がった。1曲目に披露されたのは、淡々と暗がりに光を与えるように歌う“NIGHTS”。後半にかけて深く潜り込むような歌唱から流れるように突入した“2019”では、「ゆるく体を揺らしながら最後まで楽しんでください」と四方颯人(Vo)自ら自由に歌い踊る姿で会場の空気を解きほぐしていく。そんな『インドア』に収録された2曲を披露した後、間髪入れず“街の中で”、“WAV”、“Surfing”と『アウトドア』の楽曲を披露。時に熱っぽく、時に艶っぽい四方の歌がフロアを先導し、自ずと巻き起こるクラップが会場に心地いい波を作っていた。

     

    「1年に一度、音楽性は違いますけど、こうやって(MASHに所属するバンドと)一緒にできる機会があってよかったなと思います」そう言い放ち、最後に披露したのは“Better”。メンバー全員が体を大きく揺らし、顔を見合わせ微笑みながら演奏する姿に、充実するバンドの現在地を感じさせられた。大きな拍手を浴びながら終えたステージは、『アウトドア』の完成と共に強固になった5人の絆を示し、これからの可能性も十分に感じさせるパフォーマンスだった。

     

    (C)小杉歩

    <セットリスト>

    1.NIGHTS

    2.2019

    3.街の中で

    4.WAV

    5.Surfing

    6.熱が醒めるまで

    7.FIVE

    8.Better

     

    ■Saucy Dog

    2月5日に初の日本武道館公演をやり遂げたSaucy Dog。「MASH FIGHT Vol.5」でグランプリを獲得した時と比べ、ひと回りもふた回りも大きくなった石原慎也(Vo&Gt)、秋澤和貴(B)、せとゆいか(Dr&Cho)の3人。石原が大きく息を吸いこんだのを合図に奏でられた1曲目の“シーグラス”から、オーディエンスの手が一斉に挙がる。続けて演奏されたメトロノウム”では、こみ上げる想いを喉の奥から絞り出すように歌う石原の歌唱に圧倒された。どんなステージの上でも変わらず、曲にこめた想いやその物語を丁寧に歌い鳴らしていく3人だが、その歌、そのアンサンブルが響かせるものは年々スケールも豊かさも増していて、聴く者の心により深く、より真っすぐに語り掛けてくるものになっている。

     

    「MASHROOMって、事務所のバンド達が毎年1年に1回集まってライヴをさせてもらってて。毎年、私達にとって久しぶりにMASHのバンドを見れる機会でもあるんです。みんな毎年めちゃめちゃよくなっていて、負けてられないなと思わせられる時でもあるんですね。こうやって1年に1回できるイベントを大事にして、来てくれるみんなと今日1日を最高の日にできたら嬉しいなと思います」

     

    そんなせとのMCから、彼女が鳴らす軽快なビートがバンド全体をドライヴさせる“雀ノ欠伸”、そしてどこまでも飛んでいけそうな石原の伸びやかな歌唱が印象的な“ゴーストバスター”と、曲を重ねるごとにステージとの心理的距離が縮まっていく。最後に“sugar”を披露した3人の表情は、純粋にライヴを楽しみ、音楽を通してオーディエンスと同じ体験をわかち合うことのできた喜びで溢れていた。

    (C)山川哲矢

    <セットリスト>

    1.シーグラス

    2.メトロノウム

    3.BLUE

    4.雀ノ欠伸

    5.ゴーストバスター

    6.バンドワゴンに乗って

    7.sugar

    ■LAMP IN TERREN

    SEはなく、サウンドチェックを終えたその流れで4人が一斉に音を奏で、始まったLAMP IN TERRENのライブ。1音鳴らしただけで否応なしに惹き込まれるほどの、説得力と佇まい。雄大なサウンドと共に松本の歌声が会場全体を抱きしめるように歌う“BABY STEP”に始まり、ライブアンセムとなっている“凡人タグ”、躍動感溢れる“地球儀”など、表情豊かな楽曲を次々と投下していく。初めてMASHROOMでトリを担うことへの気合いと想いがダイレクトに伝わってくるパフォーマンスに、フロア全体の心のグルーヴが最高潮に達していくのが感じられるような展開だ。その後、松本大(Vo&Gt)がつま弾くギターと歌で始まったのは“いつものこと”。<認めてほしいだけさ 愛してほしいだけさ><どうしようもない⽇々でも それが僕の全てなんだ/だからね 美しいって⼼から思って歌うの>——そんな素直な言葉に寄り添う3人の演奏と、一人ひとりの目を見て語り掛けるような松本の歌が心を優しさで満たしていく。

     

    松本「俺は自分がやってること、自分が歌うことが(聴き手の)生活の支えになってるかどうか知らんけど、皆さんの人生を少しでも彩ることができるものだと信じて続けています。こんな状況下でも、歌えば歌える。続ければ続いていく。生きていれば生きていることができる。それがずっと楽しいもので、感動できるものでありますように」

     

    最後に奏でられたのは“Fragile”。自身が奏でるピアノの響きに言葉を乗せ、一人ひとりに語りかけるように歌う松本。その言葉の意味を増幅させるかのようにコーラスとアンサンブルが重なり、この4人でしか生み出せないサウンドスケープを描いていくその様は、どんな時代になろうと人と人は心を通わせることができると信じて音楽を歌い鳴らす今の彼らを表しているようだった。トリを飾るに相応しい説得力と抱擁力のある圧巻のステージだった。

    (C)小杉歩

    <セットリスト>

    1.BABY STEP

    2.ほむらの果て

    3.凡人タグ

    4.ホワイトライクミー

    5.地球儀

    6.いつものこと

    7.Fragile

     

     

    ■アンコール

    ラストは恒例、 毎年メンバー達自身が趣向を凝らして繰り広げるスペシャル企画。今年はトリのLAMP IN TERRENがプロデューサーとなり企画を考案。大阪公演同様、LAMP IN TERRENがバックバンドとなり、各出演バンドの楽曲をテレン流アレンジで構成し直し、それぞれのバンドのボーカリストが歌唱するという内容だった。大阪で披露した楽曲アレンジが各ヴォーカル陣から大変好評だったことから急遽、松本が大阪公演と東京公演の曲目を変えることを宣言、この日は大阪とは異なる4曲が披露された。ユレニワのシロナカムラを迎えた“だらしないね”、YAJICO GIRLの 四方颯人との“WAV”、Saucy Dogの石原慎也による“シーグラス”、そして、Panorama Panama Townの岩渕想太で“フカンショウ”と、各ボーカルの持ち味を生かしつつ、それぞれの楽曲の新しい一面が垣間見えるアレンジはとても興味深く、そして互いへの理解とリスペクトが感じられるコラボレーションだった。最後は前述の4人に加えてEzoshika Gourmet Clubの池澤も呼び込み、「今日出たボーカル陣みんなで歌います」と“EYE”を披露。LAMP IN TERRENと5人のボーカリストによるシンガロングが響きわたる会場は、確かに音楽を楽しむ人達の愛で溢れていた。

    (C)山川哲矢 /   小杉歩

    <セットリスト>

    1.だらしないね(シロナカムラ/ユレニワ)

    2.WAV(四方颯人/YAJICO GIRL)

    3.シーグラス(石原慎也/Saucy Dog)

    4.フカンショウ(岩渕想太/Panorama Panama Town)

    5.EYE

     

     

    冒頭にも書いた通り、この公演の模様は配信にて、3月21日(日)23:59までアーカイブ視聴が可能(配信チケットの販売期限は3月21日18:00まで)。ぜひこの機会に彼らの熱演を体感して欲しい。

     

    文=桂季永(MUSICA)
    撮影=山川晢矢/小杉歩

  • 2021.03.14

    【お詫び】3月14日(日)東京公演生配信音声トラブルについて

    3月14日(日)に恵比寿LIQUIDROOMより行った『Mashroom 2021 ~Hello new wind~』の配信につきまして、
    ユレニワのライブ中「Cherie」一部分、「だらしないね」の前半において、生配信時のPA回線のトラブルにより、ボーカルの音声が聞こえない状態となってしまいました。

    
アーカイヴにおきましてもそのままの状態での配信となってしまいます。大変申し訳ございません。

    アーカイヴは3月21日(日)23:59まで視聴可能です。
    (配信チケット販売は21日(日)18:00まで)

    配信チケットご購入はコチラから

  • 2021.03.12

    3月14日(日)LIQUIDROOM公演 タイムテーブル公開!

    『Mashroom 2021 〜Hello new wind〜』3月14日LIQUIDROOM公演のタイムテーブルを公開いたします!さらに会場の場内アナウンスは「りゅうじとあきら」が担当!場内アナウンスは配信では放送されませんのでご了承ください!

    【配信情報】
    『Mashroom 2021~Hello new wind~』
    配信日時:2021年3月14日(日)15:00 開演

    【配信チケット情報】
    https://eplus.jp/mashroom0314st/
    チケット販売期間: 3/4(木)18:00〜3/21(日)18:00
    <通常>¥2,500
    <サポチケS>¥3,000
    <サポチケM>¥4,000
    <サポチケL>¥5,000
    *いずれのチケットも配信内容は同一です。
    *3/21(日)23:59までアーカイブ視聴可能!

    【会場チケットトレード情報】
    受付期間:3/4(木)18:00〜3/11(木)11:59
    https://trade.tixplus.jp/artists/tour/4933
    ※チケプラにて実施

  • 2021.03.09

    3月14日(日)LIQUIDROOM公演 グッズ販売アイテム一覧

    『Mashroom 2021 〜Hello new wind〜』3月14日LIQUIDROOM公演会場でのグッズ販売アイテム一覧は画像をご参照ください。
    ※数に限りがございます売り切れの際はご容赦ください。

    ■グッズ販売:13:00〜




    なお会場でアーティストCDをご購入/ご予約いただいた方には、Mashroom2021オリジナルポストカードをプレゼント!!!

    販売CDは以下の通りです。

    <購入対象商品>
    LAMP IN TERREN「FRAGILE」初回盤 ¥4,950/通常盤 ¥3,300
    Saucy Dog「テイクミー」¥1,980
    YAJICO GIRL「インドア」¥2,000
    ユレニワ「ピースの報せ」¥2,500
    Ezoshika Gourmet Club「モミジノススメ」¥1,800

    <予約対象商品>
    4月7日(水)Release
    Panorama Panama Town「Rolling」¥1,500

  • 2021.03.04

    3/14(日)「Mashroom 2021 〜Hello new wind〜」東京公演 生配信決定!&チケットトレード開始!

    東京・恵比寿LIQUIDROOMにて開催する「Mashroom 2021 〜Hello new wind〜」の来場チケットのソールドアウトを受け、当日の生配信実施が急遽決定しました!なお、会場チケットのトレードもただいまより開始しました。
    詳細は、コチラ

    【配信情報】
    『Mashroom 2021~Hello new wind~』
    配信日時:2021年3月14日(日)15:00 開演

    【配信チケット情報】
    https://eplus.jp/mashroom0314st/
    ※チケット販売期間 3/4(木)18:00〜3/21(日)18:00
    <早割>¥2,000 ※3/4(木)18:00〜3/9(火)23:59まで
    <通常>¥2,500 ※3/10(水)より販売開始
    <サポチケS>¥3,000
    <サポチケM>¥4,000
    <サポチケL>¥5,000
    *いずれのチケットも配信内容は同一です。

    【会場チケットトレード情報】
    受付期間:3/4(木)18:00〜3/11(木)11:59
    https://trade.tixplus.jp/artists/tour/4933
    ※チケプラにて実施

  • 2021.02.23

    『Mashroom2021~Hello new wind~ 』大阪公演 ライブレポート公開!

    本来1月5日に開催予定だった東京公演が中止になり、キックオフとなった1月23日の大阪BIGCAT公演のレポートを公開します!
    中止になった東京LIQUIDROOM公演のリベンジ開催は3月14日(日)!
    本日より三次先行がスタートしました。ぜひ遊びにきてください!

    チケットはこちら!

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    テレン、パノパナ、サウシー、ヤジコ、ユレニワら話題のバンドが
    『Mashroom 2021』で大阪に集結

     

    THE ORAL CIGARETTES、フレデリック、LAMP IN TERREN、Panorama Panama Town、Saucy Dogらが所属する、MASH A&R主催のライブイベント『Mashroom 2021 〜Hello new wind〜』が、1月23日に大阪・BIGCATで開催された。

     

    当初は1月5日に東京・LIQUIDROOMにて東京公演が行われる予定であったが、新型コロナウイルスの感染拡大及び政府からの自粛の呼びかけに応じ中止に(※3月14日(日)に日程を振り替え開催が決定)。大阪公演は、感染予防対策が徹底された上で予定通り開催されることとなった。

     

    今年は2015年の初開催以来、イベントをけん引してきたTHE ORAL CIGARETTESとフレデリックは参加せず、同じく初年度から出演してきたLAMP IN TERRENを筆頭に、Panorama Panama Town、Saucy Dog、YAJICO GIRL、ユレニワと、オープニングアクトのEzoshika Gourmet Clubの計6組がラインアップ。会場には出演アーティストのパネルが設置されたフォトスポットや、各メンバーの2021年の願い事が書かれた直筆の絵馬、バンドごとにアンケートを募ったプロフィール等も掲示されるなど至るところに装飾が施されており、互いの1年の成長と個性をぶつけ合う刺激的な現場を彩っていた。

     

    ■Ezoshika Gourmet Club

    ゆらゆら帝国の「おはようまだやろう」のSEを背に、ブルーの照明を浴びて雄叫び一発。音楽シーンの第一線をひた走る数々のライブアクトが出演してきた『Mashroom』のオープニングアクトという大役に、まるで物怖じしないような伸びやかな歌声、心地良くドライブするギターと堂々のステージで魅せたのは、2019年末に『MASH HUNT LIVE vol.1』で「BEST ARTIST」に選ばれたEzoshika Gourmet Clubだ。そのタイトル通りの切なき爽快感を鳴らした「弾ける炭酸」をはじめ、解像度の高い音像と1曲演奏するごとにバンドのポテンシャルを見せつけていくようなセットリストには、今後を期待せずにはいられない。リズムとダイナミズムを礎に日常に潜むファンタジーを描く「猫と占いと家具屋」、「六畳間のヒーロー。」など、短い時間ながら鮮烈な印象を残したEzoshika Gourmet Club。2021年に大化けできるか!?

    (C)日吉“JP”純平

    ■Panorama Panama Town

    かつてはオープニングアクトを務めたPanorama Panama Townも、今となってはMASH A&Rの屋台骨を支えるクリエイティブとアティチュードを備えた頼もしき存在に。スウェードの「ビューティフル・ワンズ」が流れるや颯爽と舞台へと現れ、「Panorama Panama Townです、どうぞよろしく! 楽しもう!!」(Vo/Gt・岩渕想太、以下同)と、今年はトップバッターとして『Mashroom』のステージへ。キャリアに甘んじない情熱と焦燥感をガソリンに、しっかりと己の音を響かせていく。ライブではおなじみの痛烈なリリックで自己紹介ラップもかましつつ、新曲の「Rodeo」では真っ赤な照明とサーチライトに照らされながら、トップスピードで攻め立てる原点回帰のロックナンバーでブチ上げる!

     

    「大阪、集まってくれてどうもありがとうございます。今日はめちゃめちゃいろんなバンドが出るイベントで、ごちゃまぜというか各々の個性を爆発させる日だと思うんで。俺らも自分らしさを爆発させて帰りたいと思います、最後までどうぞよろしくお願いします!」

     

    その言葉通り、楽曲で、ステージングで会場の熱気を一気に引き上げ、世に蔓延する同調圧力や誤解やフェイクにいらだちを爆発させる「フカンショウ」で会場のボルテージは沸点へ! 「このタイミングで大阪でライブができてホントによかったです。こういう毎日がいつか日常になりますように」と、最後は疾走感のあるビートに乗せ「Sad Good Night」でオーディエンスの心を撃ち抜いたパノパナ。昨年は、岩渕の声帯ポリープ手術やメンバーの脱退、再始動の主催ライブの中止とタフな1年を過ごしてきた彼らだったが、音楽が、ライブができる根源的な喜びと衝動を取り戻したパノパナの2021年から目が離せない。

    (C)渡邉一生(SLOT PHOTOGRAPHIC)

    ■ユレニワ

    「大きな声は出せませんが、手が痛くなるほど拍手するとか、マスクの中でニヤニヤしててもいいんですよ。楽しみましょう!」(Vo/Gt・シロナカムラ、以下同)

     

    まばゆい光の中で轟音をかき鳴らし、いきなりの「革命児」でその熱量を爆発させたユレニワは、歪んだバンドサウンドでぐいぐい前進。ライブのすごみと自由を若くして早くも手にしたような4人の分厚いグルーヴが、BIGCATをたちまち包囲していく。それにしてもMASH A&Rの層の厚さというか、それぞれのバンドが強烈な個性を放ちながら高め合う才能の連鎖には、本当に感心させられるばかりだ。

     

    「開催できてよかった、集まってくれてありがとうございます! 今日の抱負を発表しますね(笑)。寂しい夜に思い出してもらえるようなライブをするということです。記憶に残るような曲を、ライブをやります。ライブに来てるということは結局、みんな音楽が大好きなわけで、俺もそうです。本当に音楽に救われたことがたくさんあったし、こういうふうにみんなが来てくれてるのを見るとさらに救われるし。そんな想いを曲に乗せております」

     

    その言葉を受けたドラマチックなミドルバラード「Bianca」には、思わずオーディエンスもくぎ付けに。感情を増幅するような種谷佳輝(Gt/Cho)のギターも抜群に機能し、「Birthday」でも四身一体のエモーショナルなサウンドで圧倒。大器の予感漂う楽曲群とライブにおける存在感、どこか寓話的な世界観への没入感と、何とも形容しがたい不思議な魅力を、最後の最後のアウトロの余韻にまで感じさせた、ユレニワの中毒性の高いステージだった。


    (C)日吉“JP”純平

     

    ■YAJICO GIRL

    SEからセットリストに至るまで、ひときわアーバンで洗練されたアプローチで終始魅了したのがYAJICO GIRLだ。冒頭からタイトなリズムとクリーントーンのツインギターに身体を揺らすオーディエンスに、「今日は自由に楽しみましょう!」(Vo・四方颯人、以下同)と「街の中で」へといざない、『Mashroom』も中盤に差し掛かったタイミングで、ひとときのチルタイムをフロアにもたらすかのよう。オートチューンを駆使したエレクトロなダンスビートや、ゆったりとしたBPMとミニマムなサウンドで聴かせるナンバー、促さずとも自ずとクラップが湧き立つ楽曲など、言葉ではなく音楽で雄弁に語っていくYAJICO GIRLのスタンスとパフォーマンスが、グッと胸に迫りくる。リフレインするリリックとシンセが荘厳な雰囲気を醸し出す「NIGHTS」では、ステージを軽やかにステップする四方のしなやかな歌声が、BIGCATの隅々にまで広がっていく。

     

    「次はメンバーとの関係性だったり、バンドの夢だったりを、コロナ禍のときに書いた曲をやります」と、昨年12月に配信された「FIVE」では、そのコーラスワークと清涼感溢れるメロディが、身も心も浄化していくように沁み渡る。最後には未発表の新曲も披露するなど、“Indoor Newtown Collective”をモットーに自らの音楽性をためらうことなく更新していくYAJICO GIRLが、次回の『Mashroom』ではどんな進化を見せてくれるのか、今から楽しみでならない。

     


    (C)渡邉一生(SLOT PHOTOGRAPHIC)

     

    ■Saucy Dog

    成長著しい後輩たちが居並ぶMASH A&Rにおいて、今やSaucy Dogは背中を見せていく立場に。この日唯一にして最小編成のスリーピースで『Mashroom』に挑む3人は、気負うことなくいつものように1人ずつステージへと向かい、拳を突き合わせる。そんな彼らをオーディエンスは満場の拍手と総立ちでお出迎え。お茶の間を射程距離に入れたリードトラック級のグッドミュージックを連発しても、まだまだアンセムが控えるようなSaucy Dogの豊潤なアーカイブに改めて感心させられながら、久々に至近距離で彼らのライブを味わえるオーディエンスの高揚感が、あっという間にBIGCATを包み込む。

     

    「今日は足を運んでくれてありがとうございます。会場はみんなの協力も込み込みで、日常生活より限りなく感染リスクが低い場所になってると思うんです。だから、せっかく今ここに来てくれているので、どうせならこの時間だけは、思いっ切り楽しんで帰ってもらえたらなと思ってます。最後まで一緒に楽しみましょう!」(Dr/Cho・せとゆいか)

     

    「新年一発目! 楽しんでいきましょうよろしく!!」(Vo/Gt・石原慎也、以下同)

     

    その後も、期待を裏切らずにきっちり応えるセットリストにオーディエンスも大満足の様相で、ライブハウスにいる全ての人を愛おしく思うようなSaucy Dogの2021年初ライブを締めくくったのは、「僕らは言葉じゃなくて曲でみんなに届けたいなと。最後に、とっておきの失恋の曲を(笑)」と叫ぶ石原に大きな拍手が意思表示した、「今更だって僕は言うかな」。世にごまんとあるラブソングという土俵で、その楽曲の持つドラマをオーディエンスの胸に刻み付ける類まれなソングライティングは今年も健在。2021年のSaucy Dogの躍進を約束するような至福の35分間だった。


    (C)日吉“JP”純平

    ■LAMP IN TERREN

    バンド名のネオンサインだけが輝くステージに登場し、その暗闇と静寂をかき消すような第一音からBIGCATを完全掌握したのは、今年の『Mashroom』のトリを飾るLAMP IN TERRENだ。バンドの重要曲である「BABY STEP」で壮大なサウンドスケープを創出する光景は、この一夜の最後を飾るのはこのバンドしかいないと思わせる説得力で、コロナ禍で窮地に立たされたシーンに音楽の力を指し示すような力強いライブには、いきなり鳥肌が止まらない。「トリだし、年功序列ってのもあるから(笑)、いいライブをしないといけないですね。後輩たちの前でも、お前らの前でも! 2021年一番初めのライブです、どうぞよろしく!!」(Vo/Gt/Pf・松本大、以下同)と、テレンの大阪のホームとも言えるBIGCATで、水を得た魚のようにバチバチのバンドサウンドを放出していく佇まい、立て続けにアッパーでヘヴィなナンバーで畳み掛ける攻めのセットリストがたまらない!

     

    「俺は今年から金髪になりました、どうぞよろしく(笑)。まだまだこんなんじゃ足りないんじゃないですか大阪ー!?」と、テレン流のダンスナンバーとも言える「地球儀」では、マエストロのようにドラムのスティックを振り上げステージを横断し、気持ちよさそうに歌い上げる松本。「自由に、好きなように、楽しんでいってください!」とブチ上げれば、オーディエンスもうれしそうに飛び跳ねその手を上げる。そこにはコロナ禍にも決して屈することのない、ライブという幸福が確かに存在している。

     

    「今年は好きなことを好きなように言うってことを、とりあえずやってみようかなと思います。たまにしか会えないから、分かりやすく伝えるためにも、その方が今の自分の本当の言葉が伝わるんじゃないかなって。傷つけ合うことのないように、相手の目を見ながらね。いつだって俺は俺で幸せになりたいし、俺は目の前にいるあなた方が、幸せだな、救われるな、こういうことを言いたかったんだよな、叫びたかったんだよなっていうことを、代弁できる存在でありたい。それだけです」

     

    その言葉にうそ偽りがないということを、目の前でそれを受け取った全ての人が実感したのではないだろうか。松本の自伝とも言うべき名曲「いつものこと」が、彼の言葉でこじ開けられた胸の奥底に、宝物のようにそっと忍び込む。2021年をどう生きていくかを、この一夜で問いかけるような、証明するような、決意表明たるライブ。

     

    「バンドマンは今、元気がないです。何やっていいか分からないから、自分たちの存在意義って何だろうと思っちゃうから。自分たちがやってきたことは必要とされているのかって……そういう局面に立たされているから、ライブができるのは本当にありがたい。多分みんな、久々のライブで緊張もしたけど、自分たちのやりたいこと、やっていきたいこと、生きていきたい世界を、それぞれ見つけさせてもらったんじゃないかと思います。音楽家だけで音楽を鳴らしていても意味がないんです。誰かと生きていきたいから、誰かとつながってみたいと思ったから、みんな音楽を始めたはずなんです。だから、皆さんがここにいるということは、とても大事なことで。好きであるうちは、愛してくれているうちだけは、どこまでも見ていてもらえたら、耳をすませていてくれたらなと思います」

     

    最後は松本が鍵盤を奏で切々とその願いと歌声を届け、それに寄り添うようにメンバーのコーラスと演奏が溶け込んでいく……。もはや貫禄すら感じるテレンの圧巻のステージで、『Mashroom』大阪編は大盛況のまま幕を閉じた。


    (C)渡邉一生(SLOT PHOTOGRAPHIC)

     

    そして、毎回趣向を凝らしたアンコールも見どころの『Mashroom』だが、今年はトリのLAMP IN TERRENがホストとなり、各出演バンドのボーカルがそれぞれの持ち曲をテレンのアレンジで歌唱するという、何とも贅沢なコラボレーションが実現! 「ホントに大変だった! それは分かってほしい(笑)。これは新しい音楽の遊び方だと思っているので、ここだけでしか聴けなかったというプレミア感を感じていただければいいなと思います! 俺たちは完全にバックバンドに回るので」との松本の宣言の後、ユレニワのシロナカムラを迎えた「Bianca」、YAJICO GIRLの 四方颯人による「熱が醒めるまで」、Saucy Dogの石原慎也との「ナイトクロージング」、そして、Panorama Panama Townの岩渕想太で「Dive to Mars」と、各バンドの魅力を再確認すると同時に、楽曲の景色をガラッと変えるようなスペシャルなシーンの連続にオーディエンスも大満足。終演後に次回公演ではメニューを替えるとSNSで自らに課した松本の発言により、今後の展開もがぜん見逃せなくなった『Mashroom』だった。

    なお、3月14日(日)には、近年イベントが行われてきた東京・STUDIO COASTから古巣のLIQUIDROOMへと会場を移し、同出演アーティストによる東京公演が開催される。

     

    取材・文=奥“ボウイ”昌史
    撮影=渡邉一生(SLOT PHOTOGRAPHIC)/日吉“JP”純平

     

  • 2021.02.23

    3/14(日)「Mashroom 2021 〜Hello new wind〜」東京公演 先着受付スタート!

    東京・恵比寿LIQUIDROOMにて開催する「Mashroom 2021 〜Hello new wind〜」のチケットの先着受付がただいまよりスタートいたしました!
    詳細は、コチラ

    <先着受付>
    受付期間:2月23日(火・祝)12:00 〜 2月28日(日)23:59
    https://eplus.jp/mashroom0314/
    ※チケットはご同行者の方もお申し込みの段階で”同行者登録“が必要となります。

    【TICKET】
    ②チケットのみ
    3,500円(税込・ドリンク代別途要) ※全自由

    【開催概要】
    「Mashroom 2021 〜Hello new wind〜」
    出演:LAMP IN TERREN/パノラマパナマタウン/Saucy Dog/YAJICO GIRL/ユレニワ/ (O.A.)Ezoshika Gourmet Club

    <東京公演>
    2021年3月14日(日)東京ebisu LIQUIDROOM
    Open 14:30/Start 15:00/End20:00(予定)

  • 2021.02.05

    3/14(日)「Mashroom 2021 〜Hello new wind〜」東京公演 二次先行受付スタート!

    東京・恵比寿LIQUIDROOMにて開催する「Mashroom 2021 〜Hello new wind〜」の二次先行受付がただいまよりスタートいたしました!
    詳細は、コチラ

    <二次先行受付>
    受付期間:2月5日(金)12:00 〜 2月14日(日)23:59
    https://eplus.jp/mashroom0314/
    ※チケットはご同行者の方もお申し込みの段階で”同行者登録“が必要となります。
    *抽選方式になります。

    【TICKET】
    ②チケットのみ
    3,500円(税込・ドリンク代別途要) ※全自由

    【開催概要】
    「Mashroom 2021 〜Hello new wind〜」
    出演:LAMP IN TERREN/パノラマパナマタウン/Saucy Dog/YAJICO GIRL/ユレニワ/ (O.A.)Ezoshika Gourmet Club

    <東京公演>
    2021年3月14日(日)東京ebisu LIQUIDROOM
    Open 14:30/Start 15:00/End20:00(予定)

  • 2021.02.02

    Talking Rock!3月号 Mashroom 2021大阪公演ライブレポート掲載

    2月9日(火)発売のTalking Rock!3月号に「Mashroom 2021 〜Hello new wind〜」大阪BIGCAT公演のライブレポートが掲載されています。
    http://talkingrock.jp/

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